香川県三木町「旧渡邊家住宅の主屋と茶室」が国の登録有形文化財に【香川】

香川県三木町の旧渡邊家住宅の主屋と茶室が、国の登録有形文化財とするよう答申されました。

答申された「旧渡邊家住宅主屋」は、江戸時代末期に建てられ昭和36年に増築されました。

いくつもの茶室があり、渡邊家の当主が客人を茶でもてなしたことがわかる屋敷です。座敷や書院の窓など随所に華やかなデザインが盛り込まれています。

また、「弧月庵及び白雲軒」は、旧渡邊家住宅の離れにある2つの茶室で、土間や窓などの優れたデザインが評価されました。今回の答申で、香川県の17市町すべてに登録有形文化財建造物があることになります。

県内すべての自治体に登録有形文化財建造物があるのは、香川県が初めてだということです。

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