過去最多の出展!丸広川越店、スペース拡大し「大京都展」開催中 6回目の今回、株式会社の創立75周年記念“第1弾”で盛大 限定品も販売、19日まで楽しめる「京の文化」ぜひ

美しい踊りを見せるもみ智さん=13日、川越市新富町の丸広百貨店川越店

 小江戸に古都の物産を集めた「大京都展」が13日、埼玉県川越市新富町の丸広百貨店川越店で開幕した。京都府物産協会「京都のれん会」などの主催で2019年から毎春に行われ、今年で6回目。同百貨店の株式会社創立75周年記念として、会場を例年の5階催場に加え、1階入り口付近のスペースにも拡大した。

 初日は京都市の先斗町から、舞妓のもみ智(とも)さんが来店。特設ステージで、春にちなんだ3曲の踊りを披露した。場内には、過去最多の68社が出展。京都を代表する名店の「辰巳屋」と「いづう」が初めてコラボレーションした茶屋も出ている。のれん会の角田潤哉会長(60)は「家族で京の文化を楽しんでほしい」と呼びかけた。

 75周年の限定品を販売する店もあり、期間中には体験ワークショップが開かれる。同百貨店営業企画部の難波孝信次長(50)は「一般に向けた周年事業の第1弾。地域への感謝の気持ちを込め、全館挙げて盛り上げたい」と話した。19日まで開催。時間は午前10時~午後7時(最終日の5階催場は同4時まで)。

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