偽造した在留カードを使ってだまし取ったスマートフォンを売却などしていたとして県警はべトナム人の男を再逮捕しました。
入管法違反や詐欺などの疑いで再逮捕されたのは、ベトナム国籍で東京都の自称会社役員の男(22)です。警察によりますと、男はほか7人と去年6月、広島県福山市にある家電量販店で偽造した在留カードを使ってだまし取ったスマートフォン9台を売却し収益を得た疑いがもたれています。
男は、他人から譲り受けたスマートフォンのSIMカードから個人情報を抜き取り、持ち主になりすますために在留カードを偽造させ、ほかの7人に、機種変更するように指示していたとみられています。
警察の調べに対し、男は黙秘しているということです。
去年6月、スピード違反で職務質問を受けた複数のベトナム人が偽造された在留カードを持っていたことなどから、事件が発覚しました。
警察は、さらに余罪があるとみて捜査をしています。