上半身裸の男性たちが冷たい水をかけられ、寒さに耐えながら五穀豊穣などを祈る伝統神事「内黒田はだか参り」が3月15日、四街道市の神社で行われました。
「内黒田はだか参り」は、四街道市の内黒田熊野神社で続く伝統神事で、毎年3月15日に行われています。
「裸坊」と呼ばれる氏子の男性たちが水をかけられ身を清めた後、水に浸した稲わらを拝殿へ投げ込みます。
上半身裸の裸坊たちは、子どもたちから冷たい水をかけられ、その冷たさに耐えながら、鳥居と拝殿の間、約20メートルを何度も往復して、五穀豊穣や無病息災を祈りました。
江戸時代後期には行われていたという「はだか参り」ですが、関係者によりますと最近では参加する人も減っているということです。