JR北海道が国から“経営改善”求める監督命令 1092億円の財政支援も決定 社長「持続可能な仕組みづくりに取り組みたい」

JR北海道が国から経営改善を求める2回目の監督命令を受けました。あわせて1000億円を超える財政支援も決まりました。

1092億円の財政支援を受けることに

JR北海道の綿貫社長は15日、国土交通省から前回の監督命令を受けた収支改善の目標が達成できていないとして2回目の監督命令の文書を受け取りました。国からは改めてJRが単独では維持困難とする赤字8線区の抜本的な改善策の取りまとめなどが求められています。

赤字8線区の抜本的な改善策の取りまとめなどが求められる

あわせて国からは2024年度からの3年間で1092億円の財政支援を受けることも決まりました。「(赤字8線区は)次の3年間が課題解決の最後の機会として地域の交通サービスの持続可能な仕組みづくりに取り組みたい」(JR北海道 綿貫泰之 社長)

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