TOHO Racing、昨年引退した榎戸育寛を第2戦もてぎで起用。鈴鹿8耐トライアウトで参戦権獲得へ/全日本ロード

 3月15日、全日本ロードレース選手権に参戦しているTOHO Racingは、榎戸育寛を8耐トライアウトとして開催される第2戦もてぎに起用することを発表した。

 4月13~14日に行われる全日本ロード第2戦もてぎは、鈴鹿8耐のトライアウトとして位置づけられる。そんなレースに榎戸がTOHO Racingから参戦することになった。第1戦のテストでは清成龍一、決勝では渡辺一樹が怪我を負い、さらに第2戦は國峰啄磨がST1000から参戦することで選ばれたのだろう。

 榎戸自身は、全日本ロードを戦ってきたライダーで、Moto2でワイルドカード参戦を経験。2023年はST1000クラスでチャンピオン争いを繰り広げ、鈴鹿8耐はTOHO Racingから参戦した。しかし、2023年10月に現役を引退することを報告していた。

 このような形でレースに復帰することになったが、第2戦と鈴鹿8耐にのみ参戦するようだ。トライアウトを通過し、最後になるかもしれない鈴鹿8耐の参戦、そして今度は正真正銘の表彰台を見たいものだ。

榎戸育寛(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)/2023全日本ロード第8戦鈴鹿 ST1000

■榎戸育寛
「まずは、今大会のオファーをくださったTOHOレーシングの皆様に感謝いたします。昨年10月に引退発表をしましたが、昨年の8耐での悔しい思いがずっと残っていた中、今回のオファーをいただき、もう一度レースの舞台に戻ることを決意いたしました。必ず与えられた使命を果たし、8耐出場の権利を獲得したいと思います。応援よろしくお願いします」

投稿 TOHO Racing、昨年引退した榎戸育寛を第2戦もてぎで起用。鈴鹿8耐トライアウトで参戦権獲得へ/全日本ロードautosport web に最初に表示されました。

© 株式会社三栄