桜開花 4月16日のまま/弘前市第3回予想

標準木の花芽の様子を観察する桜守=15日午後、弘前公園北の郭
弘前さくらまつりに向けて出店の準備が進む弘前公園内=15日午後、杉の大橋近く

 青森県弘前市は15日、弘前公園内のソメイヨシノの今季3回目の開花予想を発表した。先週の第2回、その前の週の第1回発表と同じく、4月16日開花、21日満開と見込んだ。どちらも平年と比べて6日早く、昨年より9日遅い。

 市によると、ここ1週間は気温が平年に比べ低く推移。今後一時的に暖かくなるものの、また寒くなるとの予想と、月末から4月上旬にかけては気温が平年以上に上昇することを判断材料とした。市公園緑地課の海老名雄次総括主査(桜守)は「最近は気温が低く、まだ足踏み状態だ」と話した。

 外堀は4月15日開花・20日満開、西堀の桜のトンネルは17日開花・22日満開との予想も変わらず。花びらが堀を埋める花筏(はないかだ)も23~27日の見ごろと見込んでいる。

 4回目の予想は3月22日に発表する。

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