宮城県警が誤認逮捕、釈放 犯人隠避疑いで書類送検

宮城県警察本部

 宮城県警は15日、昨年7月に起きた人身事故を巡り、自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で大阪府吹田市の男性(30)を誤認逮捕し、釈放していたと発表した。今月15日、男性を犯人隠避の疑いで書類送検。男性は助手席に座り、運転手が誰かを知りながら隠していたという。

 県警によると、男性は昨年7月12日の事故直後に逃走した知人の運転手を「飲み屋で会った知らない人間」などと警察官に説明。県警は運転していたと判断し、現行犯逮捕した。知人が翌日に出頭したため釈放された。

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