谷本川の土手に植樹されている桜も、まもなく開花の時期を迎えます。
谷本川の土手に咲く山桜
「センダイヤ」という品種
ここに植えられている桜の品種は山桜の一種である「センダイヤ」という品種とのこと。
昨年NHKで放送されたドラマの主人公のモデルとなった植物学者・牧野富太郎博士により発見、命名されたと言われています。
高知にある「仙台屋」という商家の庭に咲いていたことが名前の由来とのこと。
花は中輪(概ね2.5~3.5㎝ほど)で、ソメイヨシノより濃く、薄紅色の花を咲かせます。
開花時期はソメイヨシノと比べると、4~5日位遅咲きです。
「桜を愛する会」のメンバーが丹精込めて育てる
こちらの桜並木を管理しているのは、「桜を愛する会」の皆さん
2002年に発足し、関係省庁や他の環境保全団体との調整を経て、2005年から本格的な植樹活動を開始しました。
初年度は、市が尾高校対岸に15本植樹・・・その後、徐々に植樹活動、管理育成を進め、2024年3月現在108本(他団体が管理するものを合わせると133本)の桜並木が川沿いを彩っています。
現在の活動として、毎年春から秋にかけて草刈りや周辺のごみ拾い、害虫駆除などを定期的に行っているとのこと。
加えて、毎年台風の季節には数本倒れてしまうこともあり、それらの植え直しや植え替えも行っているそうです。
『川沿いの急斜面での作業で体力的に大変なこともあるが、メンバーとの交流や花が咲いた時の達成感は何にも代えがたいものがあります』『花が咲いたときに綺麗ですね、と言ってもらえたり、作業中「お疲れ様」と言ってもらえると嬉しい』と会副会長の渡邉さんと、樹木管理委員長の依藤さん
「桜を愛する会」では、一緒に桜の管理をする新会員を随時募集中です。
桜の植樹活動、管理育成はもちろん、桜が咲いた際は川辺でお花見をしたり、新年会や忘年会、研修旅行を開催するなど会員同士の交流も盛んとのこと。
年齢、性別、居住エリアは様々ですが、和気あいあいと活動しています
感染症の状況も落ち着いてきたため、今後こうした活動も徐々に再開していくにあたり、新しいメンバーが増えてくれたら・・・とおっしゃっておりました。
興味のある方は、下記のメールアドレス、および電話番号にご連絡くださいとのことです。
会員の最高齢は、なんと95歳!興味のある方はぜひ!
桜と同時期にハナミズキも楽しめる
桜を愛する会
電話番号
080-4384-1603(樹木管理委員長/依藤様)
090-8300-7626(副会長/渡邉様)
メールアドレス
sakuraw@b05.itscom.net