趣里から伊藤沙莉にバトンタッチ、朝ドラのヒロイン交代

3月30日の放送で最終回を迎える連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。4月1日からスタートする『虎に翼』へと引き継ぐために3月15日、「NHK放送センター」(東京都渋谷区)のスタジオでバトンタッチセレモニーがおこなわれた。

『ブギウギ』主演の趣里(右)、『虎に翼』の(伊藤沙莉)(3月15日・NHK放送センター)

「東京ブギウギ」で有名な笠置シヅ子をモデルにした、大スターの人生を描く『ブギウギ』と、戦後初となる女性弁護士が、混乱の時代に多くの人々と出会って成長し、追い詰められた女性や子どもたちを法曹界で救っていく『虎に翼』。

セレモニーでは、『ブギウギ』ヒロインの趣里から『虎に翼』ヒロインの伊藤沙莉に「東かがわ市の讃岐和三盆と手袋」、そして伊藤から趣里には「『ブギウギ』と『虎に翼』をモチーフにした特製ケーキ」がそれぞれに贈られた。

『ブギウギ』主演の趣里(右)、『虎に翼』の(伊藤沙莉)(3月15日・NHK放送センター)

お互いにプレゼントを交換したあと、バトンを受け取った伊藤は、「お父さん役の岡部たかしさんから、『趣里ちゃんがんばってるよ』ということをよく聞いていましたし、毎朝の放送を見て、本当にかっこいいなと思っていました。今、趣里さんから直接バトンをいただいて、最後まで走りきろうと改めて思いました。これからもがんばります!」と意気込みを語った。

3月25日から最終週を迎える『ブギウギ』。趣里は「無事にバトンタッチセレモニーを迎えられてホッとしているのと同時に、本当に感慨深い気持ちでいっぱいです。今日沙莉ちゃんに会って、ますます 『虎に翼 』が楽しみになりました。沙莉ちゃんなら絶対大丈夫なので、何かあったら言ってください!」と寄りそっていた。

© 株式会社京阪神エルマガジン社