イングランド・プレミアリーグは現在世界最高のサッカー選手が集まるコンペティションだ。しかしそれと同時に多くのタレントが各クラブのアカデミーから輩出されている。
今回は『Givemesports』から「プレミアリーグのアカデミー選手ベスト10」をご紹介する。
フレイザー・ハーパー
所属アカデミー:ウォルヴァーハンプトン
ポジション:セントラルMF
年齢:17歳
フレイザー・ハーパーはウォルヴァーハンプトン最高の才能だ。アカデミーで輝く彼は今季のU-18プレミアリーグ14試合で5ゴール3アシストを記録している。
プレーメーカーとしてもボックス・トゥ・ボックスのMFとしても活躍でき、U-21のカテゴリにも飛び級で参加している。
マイケル・オキラグベ
所属アカデミー:ブレントフォード
ポジション:ウイング
年齢:19歳
2022年の夏にフラムのアカデミーからブレントフォードへと移籍してきたウインガー。Bチームで活躍を見せたあと、今年ピーターボロ・ユナイテッドへとローン移籍することになった。
すでにプレミアリーグでも8試合に出場しており、カップ戦では先発でのプレーも。ダイナミックでエネルギッシュなスピードが武器だ。
カイデ・ゴードン
所属アカデミー:リヴァプール
ポジション:ウイング
年齢:19歳
カイデ・ゴードンはリヴァプールのアカデミーで最も有望な選手の1人だ。両サイドのウイングとしてプレーでき、素早い足技とダイナミックなドリブル、そしてゴール前での決定力を備える。
昨季は怪我のために多くの試合を逃してしまったが、今季は復活。プレミアリーグ2では8試合に出場し、1ゴール3アシストを記録している。
マイカー・ハミルトン
所属アカデミー:マンチェスター・シティ
ポジション:ウイング
年齢:20歳
マイカー・ハミルトンはマンチェスター・シティのアカデミーで最もエキサイティングな選手の1人だ。今季のプレミアリーグ2では14試合で6アシストを記録している。
トップチームではチャンピオンズリーグのツルヴェナ・ズヴェズダ戦で先制点を決める活躍を見せ、異彩の資質を備えている若手として話題に。
ダイヴィン・ムバマ
所属アカデミー:ウェストハム・ユナイテッド
ポジション:ストライカー
年齢:19歳
ウェストハム・ユナイテッドのトップチームではまだ得点を記録していないが、バーンリー戦では惜しいところまで迫った。最終的にはオウンゴールという記録になってしまったが、プレミアリーグの強度にもついていける。
パワフルでスピードがあり、ファイナルサードで強い。完璧なセンターフォワードになれる資質を備えており、昨季はプレミアリーグ2の20試合で13ゴールを決めている。
ジェスラン・ラク=サキー
所属アカデミー:クリスタル・パレス
ポジション:ウイング
年齢:21歳
昨季はクリスタル・パレスからチャールトン・アスレティックへとローン移籍し、3部で15ゴール8アシストを記録。クラブの年間最優秀選手に選ばれた。
当然ながら今季はクリスタル・パレスに復帰し、これまで6試合でプレーしている。まだ出場機会は少ないが、そのダイナミックな突破はプロの舞台でも強烈だ。
シェイ・レイシー
所属アカデミー:マンチェスター・ユナイテッド
ポジション:ウイング
年齢:16歳
マンチェスター・ユナイテッドのアカデミーは、これまでデイヴィッド・ベッカムのような才能を輩出してきた歴史がある。そして現在最も有望なのはシェイ・レイシーだ。
飛び級で参加している今季のプレミアリーグ2では5試合で2ゴール3アシストを記録。左足のキックからチャンスを作り出し、ピッチを走り回った。
アレックス・マトス
所属アカデミー:チェルシー
ポジション:ウイング
年齢:19歳
便宜上ウイングとなっているが、今世界でも屈指のユーティリティプレーヤーといえる選手だ。右ウイングだけでなくセントラルMFや攻撃的MFとして活躍できる。今季の序盤にはポチェッティーノ監督によって出場機会を与えられた。
現在は2部のハダーズフィールドにローン移籍しており、中山雄太とチームメイトになっている。評論家は「マイケル・エッシェンに似ている」とレポートしているという。
ジェイミー・ドンリー
所属アカデミー:トッテナム・ホットスパー
ポジション:ストライカー
年齢:19歳
トッテナム・ホットスパーとマンチェスター・シティが3-3で引き分けた試合でデビューを果たしたのがストライカーのジェイミー・ドンリー。
昨季のU-18プレミアリーグで6試合5ゴール4アシストと圧倒的な記録を残し、今季は主戦場をプレミアリーグ2に変更。強くてパワフルなターゲットマンで、ハリー・ケインの系譜を継ぐことができる選手だ。
イーサン・ヌワネリ
所属アカデミー:アーセナル
ポジション:攻撃的MF
年齢:16歳
続け遠藤航!30代でプレミアリーグに「初挑戦」し活躍した5名
昨季アーセナルが敵地でブレントフォードと戦った際にデビューし、プレミアリーグの歴史上最年少若手となった。
今季はこれまで様々なカテゴリでプレーし、14試合で13ゴール3アシストを計上している。ゴールを決められる選手でありつつ、糸を引くようなグラウンダーのスルーパスが得意だという。