大好きな「推し」のために起立したカメ 猫とカメによる「まさかの展開」にホッコリ 

犬猫の入手経路とその入手予算についてもご紹介

推し猫ちゃんのために奮闘するカメさん。コテッと倒れても諦めない姿が、X(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@Mh0MLiErcV8E97C」さん。

当ポストには2024年3月7日時点で1万8000件を超えるいいねが集まり

「小雪小雪小雪…コテッ!小雪!!にしか見えないw」「そのうち水槽を登りだしそう」「起き上がりも早いww」

といったコメントが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、犬猫の入手経路とその入手予算についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

水槽で遊んでいた猫「小雪」ちゃんを発見した軍曹くん

「クサガメ軍曹、念願の二足歩行…!?!?」というコメントとともに投稿されたのは、1本の動画でした。

そこに写っているのは、1匹のカメさんとその様子を見つめる猫ちゃん。「軍曹が立った!」というコメントがついています。

「軍曹が立った!」というコメントが!

話題になっているのは、クサガメの「軍曹」くんと猫の「小雪」ちゃん。軍曹くんは小雪ちゃんのことが大好きで「推し」のような存在です。日々小雪ちゃんのことを追いかけて、愛を伝えるといった一面も。

この日は小雪ちゃんが、水槽の中を出たり入ったりして遊んでいたそうです。その水槽に向かって「つかまり立ち」のような動きを見せる軍曹くん。「小雪ちゃーん!」と呼ぶ声が聞こえてきそう……!

家族同然のペット、買う?保護する?譲ってもらう?

ペットの入手事情・予算事情をご紹介します。

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によれば、希望のペット入手方法についてアンケートを取ったところ、以下のような結果となりました。

※数値は「現在飼育なし&今後飼育意向あり」の場合

犬の入手方法について

【無償譲渡を希望する割合】

  • 2022年:55.5%(アンケート人数742)
  • 2023年:58.3%(アンケート人数727)

【有償入手を希望する割合】

  • 2022年:44.5%(アンケート人数742)
  • 2023年:41.7%(アンケート人数727)

猫の入手方法について

【無償譲渡を希望する割合】

  • 2022年:77.1%(アンケート人数555)
  • 2023年:78.2%(アンケート人数601)

【有償入手を希望する割合】

2022年:22.9%(アンケート人数555)
2023年:21.8%(アンケート人数601)

無償譲渡を希望する割合は、猫を飼育希望する人のほうが多いことがわかりました。

また犬猫ともに、無償譲渡希望する人の割合が増加しています。

次は、ペットをお迎えするのにかかる費用についてご紹介します。

1~3年以内に飼育開始した飼い主ほど、犬や猫の入手費用が高い

同調査では、ペットを有償で入手した人に、その入手価格についてアンケートを実施しています。

犬の入手価格

  • 1年以内飼育開始者:平均24万8000円(アンケート人数147)
  • 3年以内飼育開始者:平均25万3000円(アンケート人数262)
  • 5年以内飼育開始者:平均21万2000円(アンケート人数84)
  • 10年以内飼育開始者:平均18万4000円(アンケート人数223)

※平均値は有償入手者ベースにて算出

猫の入手価格

  • 1年以内飼育開始者:平均17万3000円(アンケート人数157)
  • 3年以内飼育開始者:平均14万3000円(アンケート人数270)
  • 5年以内飼育開始者:平均20万7000円(アンケート人数81)
  • 10年以内飼育開始者:平均15万8000円(アンケート人数157)

※平均値は有償入手者ベースにて算出

結果を見ると、犬では、比較的飼育歴の浅い飼い主さんのほうが入手価格平均が高く、猫では、1年以内飼育開始者の生体入手価格平均は、3年以内と比較して高いことがわかりました。

ペットを迎える方法や予算は、飼い主によりさまざま

犬と猫をお迎えした価格の平均は、犬のほうがやや高め、という結果になりました。

家族同然となるペットをお迎えするのに、その方法や入手価格は飼い主さんによってさまざまです。

その一生を責任もって面倒を見るペット、幸せな迎え方をしたいですね。

軍曹くん、あえなく転倒

つかまり立ちのまま、あえなく転倒…
左後方に「コテッ」と倒れてしまいました。

つかまり立ちのまま、動き出しそうな勢いの軍曹くんでしたが……?次の瞬間、左後方に「コテッ」と倒れてしまいました。

しかし軍曹くんは「なんのその」という風に、すぐに身体を起こそうとしました。早く小雪ちゃんのもとへ戻りたいんだ!なんて声が聞こえてきそうです。

軍曹くんは「なんのその」という風に、すぐに身体を起こそうとします。
パタパタ足を動かすと、すぐにうつ伏せに戻ることができた軍曹くん。

パタパタ足を動かすと、すぐにうつ伏せに戻ることができた軍曹くん。動画はここで終わっていますが、再び小雪ちゃんの方へ戻っていく姿が想像できますね……!大好きな小雪ちゃんへの愛が伝わる一コマにホッコリします。

「亀のイメージが変わった」「選挙活動?(笑)」笑ってしまう人が続出

奮闘する軍曹くんの様子は、Xを通して大勢を癒したようです。

ポストには「選挙活動?ww」「そのうち口から火玉を出したりしないか……(笑)」「自分で起き上がる姿にキュン」「小雪小雪小雪!コテッ!小雪ー!!って感じですねwww」「亀のイメージ変わった」

このように、軍曹くんと小雪ちゃんの姿に笑った人からの声が多く集まりました。

クサガメ軍曹、念願の二足歩行…!?!? pic.twitter.com/stqOfa5mIg

— アメチカンのもな@福岡の猫 (@Mh0MLiErcV8E97C) March 6, 2024

道路を横断中に保護されたという軍曹くん

投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。

――出会いのエピソードを教えてください。

去年の8月に、道路を横断しているところを保護しました。

警察に届けたりSNSで飼い主さんを探したのですが見つからず、そのままお迎えすることになりました。

――お名前の由来はありますか?

「ケロロ軍曹に顔が似てる!」と夫と盛り上がり、そこから「軍曹」が名前になりました。

――普段はどのような子ですか?

軍曹は、優しくて好奇心旺盛です。とにかく猫が大好きで毎日追いかけています。飼い主や猫のことを一度も噛んだことがありません(カメにしては珍しいようです)。

――自慢のポイントは何ですか?

軍曹は、走るのが早いところです。あとスケボーを乗りこなすところも、面白くて可愛いなと思っています(笑)。

以上、SNSで話題の亀と猫ちゃんでした。

参考資料

  • @Mh0MLiErcV8E97C
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」

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