犬猫1カ月の飼育費用についてもご紹介
先住猫ちゃんが寝ている間に、一生懸命お手入れする猫ちゃん。日頃の感謝を伝えるような姿が、X(旧Twitter)で注目を集めています。
投稿したのは、Xユーザーの「@kagisuzu0531」さん。
当ポストには2024年3月7日時点で5000件を超えるいいねが集まり、表示件数は11万件を突破するなど話題となっています。
また記事の中盤では、犬猫1カ月の飼育費用についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
「日頃のお礼」の方法が可愛い猫ちゃん
「日頃のお礼は寝ている時にするんだね」というコメントとともに投稿されたのは1本の動画でした。
そこに写っているのは3匹の猫ちゃん。先住猫の「すず」くんと、後輩猫の「つむぎ」くん「ふうか」ちゃんです。
すずくんを丹念にお手入れするつむぎくん
中央で気持ちよそうに眠るすずくんを、丹念にお手入れするつむぎくん。目を閉じて繰り返し毛づくろいをする姿からは、すずくんへの深い愛が伝わってきます。
子猫のふうかちゃんは、すずくんの背中に顔をつけて熟睡中。警戒心は感じられず、安心しきっているようですね……!
犬猫に関する1カ月間の支出の総額ってどれぐらい?
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
さて、ペットを飼うには、医療費、ペットフード費などが必要になります。犬や猫を飼育するため、1カ月でどのくらいの費用がかかっているのでしょうか。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」の結果から、犬および猫に関する1カ月の支出総額と、フード支出総額をご紹介します。
集計ベース:
【猫】猫飼育者で、ペットフード使用者。うち、猫飼育者は銘柄選定購入関与者。購入金額0円を除く。2023年調査より外猫(野良猫・地域猫給餌あり)除く。
【犬】ペットフード使用かつ銘柄選定購入関与者。購入金額0円を除く
猫に関する1カ月間の支出総額
猫に関する支出総額 ※医療費含む
- 平均支出金額:1万171円
- 中央値:7000円
猫に関する支出総額「猫1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:8005円
- 中央値:5800円
猫に関する支出総額「猫複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:1万3636円
- 中央値:1万円
犬に関する1カ月間の支出総額
犬に関する支出総額 ※医療費含む
- 平均支出金額:1万6156円
- 中央値:1万1000円
犬に関する支出総額「犬1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:1万4240円
- 中央値:1万円
犬に関する支出総額「犬複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:2万6785円
- 中央値:2万円
犬と猫を比較すると、犬に関する支出のほうが、かなり高いことがわかります。
続いて、フードについての1カ月の支出も見ていきましょう。
犬猫に関するフードの1カ月間支出総額ってどれぐらい?
主食となる「フード」に関する支出です。
大切なペットの「ごはん」の費用、いったいいくらぐらいかけているのか、気になりますね。
猫、犬の順番でご紹介します。
市販の猫主食用キャットフード1カ月間の支出総額
市販の猫主食用キャットフード支出総額
- 平均支出金額:3748円
- 中央値:3000円
市販の猫主食用キャットフード支出総額「猫1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:2988円
- 中央値:2000円
市販の猫主食用キャットフード支出総額「猫複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:4955円
- 中央値:4000円
市販の犬主食用ドッグフード1カ月間の支出総額
市販の犬主食用ドッグフード支出総額
- 平均支出金額:3964円
- 中央値:3000円
市販の犬主食用ドッグフード支出総額「犬1頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:3618円
- 中央値:3000円
市販の犬主食用ドッグフード支出総額「犬複数頭飼育者の場合」
- 平均支出金額:5863円
- 中央値:5000円
犬と猫を比較すると、犬飼育者の支出が上回っていますが、1000円以上の差がある項目はないことがわかります。
1カ月の平均支出総額は犬のほうが高め
いかがでしょうか。
犬と猫の個体差のためか、総じて1カ月の支出総額は犬が高い傾向にありました。
犬種、猫種によっても違いが出てきそうですね。
「大木に寄り添うような安心感」「照れ屋さんなんだから~」などの声
仲良し3匹のほほえましい日常が投稿されると、ポストにはあっという間に5000件を超えるいいねが寄せられました。
返信欄には「かわいい」「すずくんが羨ましい……!」など、心が癒された人からの声が続出。
そのほかにも「大木に寄り添うような安心感ですね」「照れ屋さんなんだから~」といった楽しいコメントも集まり、ポストは賑わっています。
日頃のお礼は寝ている時にするんだね pic.twitter.com/LH3MQr1BFj
— すずつむふう (@kagisuzu0531) March 6, 2024
すずくんを迎えて5年経過した頃、つむぎくんも家族に
投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。
――出会いのエピソードを教えてください。
すずくんは、妻の知り合いの家の庭で生まれた保護猫です。子猫を探していたときに連絡をいただいて、元気いっぱいにはしゃぐすずくんに一目惚れして家族に迎えました。
つむぎくんも保護猫です。すずくんをお迎えして5年ほど経って、前々から夢だった2匹目の猫ちゃんを迎えるために、保護猫や譲渡猫の情報を収集していました。
そんなときに、妻の叔父の家に迷い込んだ子猫の話を聞き、これまた私が一目惚れしてしまい、家族に迎えました。
ちなみにすずくんはメスだと思って連れてきましたが、後々調べたらオスだったので驚きました。つむぎくんはオスだとわかっていました。
――普段はどのような子ですか?
すずくんはおっとりとマイペースな感じですが、かなり臆病な性格でもあります。人が多いと、ひとりで隅っこや2階に行って寝ています。
しかし、人がいない深夜になると甘えん坊になってしまいます。なでなでを要求してきたり、膝の上にのってきたりします。
大きいのでよく「運動嫌い」といわれますがそんなこともなくて、おもちゃやぬいぐるみを追いかけまわしてよく遊ぶタイプです。
つむぎくんは、好奇心旺盛なわんぱく猫ちゃんです。人懐っこくて、初対面でもぐいぐい自分から行くタイプですね。すずくんにはよくちょっかいを出してしまい、取っ組み合いのけんかもしています。
――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?
すずくんもつむぎくんも、これと言って特異なことができるわけではないので、珍しい癖はとくにないですね。逆に言えば、理想の「猫像」を体現しているような存在だと思っています。
――自慢のポイントは何ですか?
すずくんは、大きなボディとかぎしっぽも魅力的ですが、私個人的にはとくに、まん丸としたお目目と、表情の豊かさがポイントだと思います。
つむぎくんも偶然同じかぎしっぽです。また、つむぎくんのしっぽの優雅な動きがポイントですね。
@kagisuzuさんは、今回ご紹介した写真のほかにも、YouTubeやInstagram、TikTokで愛猫の写真を紹介していらっしゃいます。気になる方はご覧になってはいかがでしょうか。
参考資料
- @kagisuzu0531
- 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」