ケリー・クラークソン、元夫を提訴

ケリー・クラークソンが元夫を訴えている。ケリーが元夫ブランドン・ブラックストックを相手取り、ビジネス上の権利がないにも関わらず契約を結んでいたとして起こしていた訴訟で、昨年カリフォルニア労働委員会がブランドンに260万ドル(約3億8600万円)の支払いを命じていたが、今回ケリーが、同件に関してさらなる交差請求を申請したかたちだ。

しかしながら、前回の判決は2017年までの期間のみを対象としており、今週初めに提出された訴状の中でケリーは、ブランドンの父親の会社であるスターストラック・エンターテインメントに2007年まで遡って支払った「あらゆる手数料、料金、利益、前金、プロデュース料、その他の金銭」の返還を求めている。

訴状では、ケリーは労働基準法違反に関連する司法介入を求めており、元の判決に異議申し立てをしているブランドンとスターストラック社が、仕事に関係する全期間においてタレント・エージェンシー法に違反したとしている。

ローリングストーン誌が入手した文書には、次のように記されている。「スターストラックの不当な行為を理由に、両当事者間のすべての契約は無効かつ強制力が無いと宣言されるべきであり、交差請求の原告からスターストラックに金銭が支払われるべきではなく、スターストラックに以前に支払われた金銭はすべて直ちに差し押さえられるべきである」

ケリー側は、スターストラック社が当初の判決で命じられた260万ドルを超える支払いの義務があるかどうかを判断するための「完全な会計処理」の提出を同社に命じるよう求めている。

ブランドン側の代理人はこの訴訟を、「マネージャーとしてケリーを支えただけでなく、その収入を自分たちの子どもや婚姻当時の2人の生活全般に使ったお金を元夫から取り戻そうとするのは、道徳的、倫理的、法的にも間違っている」と話している。

ブランドンとの間にリヴァーちゃん(9)とレミントンくん(7)をもうけているケリーの代理人からの声明はまだ発表されていない。

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