◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 2日目(15日)◇TPCソーグラス ザ・プレーヤーズ・スタジアムコース(フロリダ州)◇7252yd(パー72)
“第5のメジャー”と称されるPGAツアーの旗艦大会は連日の日没サスペンデッドとなった。
「全米オープン」覇者で今季2月「AT&Tペブルビーチプロアマ」を制しているウィンダム・クラークが、後半アウトだけで6バーディを奪う猛攻で連日の「65」をマーク。首位タイスタートから、通算14アンダーで単独トップに立った。
ザンダー・シャウフェレ、ニック・テイラー(カナダ)が4打差の10アンダー。さらに1打差でマシュー・フィッツパトリック(イングランド)とマーベリック・マクネリが続いた。大会連覇と2週連続Vがかかるスコッティ・シェフラーは8アンダー。
4打差21位から出た松山英樹は2日続けて5バーディ、2ボギーの「69」。初日同様2連続ボギーが先行する苦しい展開も、折り返して1番から3連続バーディを奪うなど、後半5バーディでカムバックした。
「(パッティングは)あんまり良くはなってないですけど、やっぱり1番が入ったことで2番も気分よく打てましたし、3番のラッキーもあって。予選カットギリギリだったんですけど、余裕になったので、(気持ち的には)楽に回ることができました」と話した。
通算6アンダーはロリー・マキロイ(北アイルランド)、ジェイソン・デイ(オーストラリア)ら歴代覇者と同じ暫定14位につける。「アイアンがあんまり良くなかったので、ちょっと練習して確かめたい。しっかりといいプレーができれば、上位には行けると思う。この2日間みたいなプレーをしていたら、ちょっと時間がかかると思う。しっかりと調整したい」と週末を見据えた。
初日36位だったルーキー久常涼はカットラインに1打及ばない通算イーブンパーで残り1ホール。9番(パー5)のプレーを持ち越し、大会初出場で予選通過を目指す。