昨季MVP離脱中のシクサーズ、元ホーネッツのカイ・ジョーンズと10日間契約締結

3月16日(現地時間15日)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズが元シャーロット・ホーネッツのカイ・ジョーンズと10日間契約を結んだ。現地メディア『ESPN』が伝えている。

バハマ出身で現在23歳の同選手は、211センチ104キロのセンター兼フォワード。テキサス大学で2年間プレーしたのち、「NBAドラフト2021」でニューヨーク・ニックスから全体19位指名を受け、その後のトレードでホーネッツへ入団することに。1年目は21試合に出場し、1試合平均1.0得点0.5リバウンドを挙げていた。

2年目の昨シーズンは出場機会も伸び、46試合の出場で同3.4得点2.7リバウンドとスタッツも向上した。しかし、今シーズンに向けたトレーニングキャンプを個人的な理由で欠席し、自身のSNSでは奇妙なポストを連投。チームメートも批判するなど輪を乱す行動が目立ち、10月に解雇されることとなった。

昨年度のシーズンMVP、ジョエル・エンビードが左半月板損傷で離脱しているシクサーズにとって、ビッグマンの補強は急務。10日間という短期間の契約にはなるが、ジョーンズは悪いイメージを払拭できるだろうか。

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