「書かない×ワンストップ」の窓口開始 大船渡市、手続きを短縮

「書かない×ワンストップ」窓口の運用状況を視察する渕上清市長(左)

 大船渡市は13日、市民らの負担軽減を図る「書かない×ワンストップ」窓口の運用を始めた。住民票や税金などに関する証明書の申請、受け取りの時間が短縮される。

 市役所1階の総合案内に専用機器を設置。目的別の番号札が発券され、順番が来ると市職員が来庁者から必要書類を聞き取る。住民票と税金に関する書類など、課をまたいだ申請を同時にできるようになった。

 市によると、申請から受け取りまで従来の3分の1ほどになる。大船渡高をこの春卒業する平山恵(けい)さんは、進学のための必要書類を申請し「分かりやすく、スムーズだった」と利便性向上を実感していた。

© 株式会社岩手日報社