母親に馬乗りになりはさみで刺して失血死させる 娘を殺人罪で起訴 那覇地検、認否を示さず

 沖縄県南城市大里の民家で実母=当時(79)=の首をはさみで突き刺し殺害したとして、那覇地検は15日、無職の女(49)=南風原町=を殺人罪で起訴した。認否は明らかにしていない。

 起訴状によると被告は昨年11月24日午前0時ごろ、あおむけに倒れた実母に馬乗りになり、殺意をもって刃渡り約7.4センチのはさみで首を突き刺すなどし、失血死させたとされる。

 被告は昨年12月11日から約3カ月間、刑事責任能力の有無などを調べるために鑑定留置されていた。

(資料写真)那覇地検

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