【春の一年草ガーデニング】いますぐ植えられる「春色キュートな一年草」4選

育てやすさが格段にアップする!初心者さん向け“花苗選び5つのコツ”

花屋さんやホームセンターに春の花苗が並び始めましたね。今年の花壇やプランターにはどんな花を植えようかと、わくわくしている方も多いと思います。

とはいえ、春の花は種類が多いので、どの苗をお迎えするか迷いがち。そんなときは、春らしいキュートな色の花を選んでみてはいかがでしょうか。

花壇やプランターに、ピンク、白、うす紫など、春らしいパステルカラーの花を植えると、やわらかい春の雰囲気を楽しめますよ。

この記事では、今すぐ植えられる、春花壇やプランターにおすすめの、キュートな春色一年草を5種、参考価格とともにご紹介します。初心者さん向けに花苗選びのコツも5つお伝えするので、参考にしてくださいね。

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春花壇・プランターの「主役におすすめ」春色キュートな一年草2選

イベリス

イベリス lberis/アブラナ科

白、ピンク、うす紫など、春らしい花色が豊富なイベリス。春から初夏にかけて、金平糖に似たかわいい花を咲かせます。品種によって草丈が異なるほか、多年草の品種もあるので、苗の情報を確認してから購入しましょう。

矮性品種はプランターやハンギングにおすすめ。高性種は春花壇の主役として楽しむほか、切り花として飾るのも素敵です。

開花中に肥料を適量与えると花付きがよくなりますよ。

※参考価格:200~900円前後(3号ポット苗)

アゲラタム

アゲラタム Ageratum/キク科

ふんわりとした、やわらかくて繊細な花が魅力のアゲラタムは、春から秋まで長い期間花を咲かせてくれる一年草。花色は定番のうす紫のほか、ピンク、白、青の優しいパステルカラーです。

品種によって草丈が異なり、高性種は花壇の主役におすすめ。花もちがいいので、切り花でも長く楽しめます。矮性の品種は、花壇の縁取りやプランターの寄せ植えにおすすめです。

花期は長いですが、肥料はほとんど必要ありません。蒸れに弱いので、水のやりすぎに注意しましょう。

※参考価格:150~400円前後(3号ポット苗)

春花壇・プランターの「引き立て役におすすめ」春色キュートな一年草2選

ワスレナグサ Myosotis/ムラサキ科

ワスレナグサは春から初夏にかけて咲く、可憐な小花が魅力です。花色は定番の青のほか、ピンクや白のパステルカラー。たくさんの小花が春の風に吹かれて揺れる、素朴な雰囲気がナチュラルガーデンにぴったりです。

春花壇や寄せ植えプランターの引き立て役として植えるほか、高性種は切り花として飾ることもできます。ワスレナグサを使った寄せ植えは、バスケットがよく似合います。

水切れに弱いので、とくにプランターは乾燥に注意しましょう。肥料はほとんど必要ありません。

※参考価格:200~600円前後(3号ポット苗)

リナリア(ヒメキンギョソウ)

リナリア(ヒメキンギョソウ)Linaria/オオバコ科

キンギョソウに似た、小さくかわいらしい花を咲かせるリナリア。花色は白、ピンク、紫、黄色、赤、オレンジなどで、春から初夏の花壇やプランターを鮮やかに彩ってくれます。多年草の品種もありますが、ここでは一年草の品種についてお伝えします。

草丈が高めなので、花壇の背景におすすめのお花。寄せ植えプランターの後方に植えると、高さと動きが出ておしゃれです。切り花としても楽しめますよ。

こまめに花がら摘みをすると花付きがよくなります。肥料はほとんど必要なく、こぼれ種からでもよく育つ、丈夫な植物です。

※参考価格:200~450円前後(3号ポット苗)

育てやすさが格段にアップする!初心者さん向け“花苗選び5つのコツ”

育てやすさが格段にアップする!初心者さん向け“花苗選び5つのコツ”

花屋さんやホームセンターで花苗を購入する場合は、以下の5つを確認し、元気で健康な苗を選びましょう。

よい花苗を植えると育てやすく、花がたくさん咲きますよ。

【花苗選びのコツ その1】つぼみが多い

たとえ花が咲いていなくても、つぼみが多い苗を選びましょう。植えてから花がたくさん咲きますよ。

また、つぼみをたくさんつけている苗は、健康な証拠です。

【花苗選びのコツ その2】虫や病気がない

苗全体をよく見て、虫に食われた痕や、葉の色が変わっている部分がないか確認しましょう。

アブラムシがついていたり、葉に斑点が出ていたりする苗は避けてください。

【花苗選びのコツ その3】葉の色がよく、ハリとツヤがある

健康な花苗の葉は、色が濃く、ハリとツヤがあります。

黄色い葉がついていたり、葉がしおれていたりする苗は避けましょう。

【花苗選びのコツ その3】根元や茎がしっかりしている

軽く根元を触って、根元や茎がやわらかくないか、土から異臭がしないかチェックしましょう。

根元や茎が固く、しっかりしている苗は健康です。

【花苗選びのコツ その4】枝が間延びしていない

日当たりの悪い場所で育った苗は、葉と葉の間隔があき、ひょろっとしています。

間延びしている苗を見分けるのは難しいですが、なるべく葉がたくさん出ていて、密生しているものを選んでみましょう。

日当たりのよい場所に置かれている苗を選ぶことも大切です。

まとめ

今から植えられる、キュートな春色一年草を4つご紹介しました。今年お迎えしてみたいお花はありましたか?

植えたい植物が見つかったら、「花苗選び5つのコツ」を参考に花苗を選び、お庭やプランターに植えてみましょう。

今回ご紹介した植物はすべて、お日様が大好き。日当たりのよい場所で育てると、たくさん花をつけてくれますよ。

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