シェイ・ギルジャス・アレクサンダーの“初戴冠”を英雄シャックが推奨「SGAは今、俺のMVPだ」

オクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーは、ライジングスターから正真正銘のリーグを代表する顔の1人に成長した。殿堂入り選手のシャキール・オニールは、25歳のガードが見せるパフォーマンスはシーズンMVPに値すると考えているようだ。

2018年ドラフト全体11位指名のギルジャス・アレクサンダーは3年目の20-21シーズンに平均20得点台に乗せると、平均31.4得点を挙げた昨季はオールスターに初出場するとともに、自身初のオールNBA1stチームにも選出された。

NBA6年目の今季もここまで65試合に出場して平均31.1得点(リーグ2位)、5.6リバウンド、6.4アシスト、2.1スティール(同1位)、フィールドゴール成功率54.4%、3ポイント成功率37.6%と目覚ましい活躍。2年連続でのオールスター出場はもちろんのこと、サンダー自体も46勝20敗でウェスト1位と好位置につける。第1シードを獲得すれば、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)とラッセル・ウェストブルック(ロサンゼルス・クリッパーズ)が在籍した2012-13シーズン以来のことだ。

殿堂入り選手のシャックは『TNT』の番組『Inside the NBA』で、成長著しい25歳のギルジャス・アレクサンダーを今季のシーズンMVPに推している。

「SGAは今、俺のMVPだ。個人成績だけでなくチームも勝っていて、両方の基準を満たしている。彼は間違いなくMVPだ」

ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)ら実力者たちがひしめくなか、ギルジャス・アレクサンダーは初の栄冠を手にすることができるだろうか。

(C)2024 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

© 楽天株式会社