喜びの報告 長崎県内公立高3733人合格 

担任の先生らに合格を報告しハイタッチする生徒=長崎市立桜馬場中

 長崎県内公立高は15日、2024年度入試の後期選抜などの合格発表があり、計3733人に吉報が届いた。県教委によると、合格者の内訳は全日制55校3575人、定時制昼間部2校24人、定時制I期選抜8校134人。
 各校は、前年度から校内の掲示を取りやめ、ホームページで合格者の番号を発表した。
 長崎市桜馬場2丁目の市立桜馬場中(大塚潤校長)には、合格した生徒が報告に訪れた。教員は「おめでとう」「よかった」と拍手で出迎え。生徒はお互いに駆け寄って抱き合ったり、教員と握手したりして喜びを分かち合った。
 長崎北高の合格を自宅で母親と確認した菊田彩華さん(15)は「うれしくて泣いた。(受験勉強は)きつかったけど、最後までやれてよかった」と笑顔。春から長崎南高に通う平野倖愛さん(15)は「高校では部活動と勉強の両立を頑張りたい」と声を弾ませた。

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