長崎浜屋、本館改装オープン ココウォークに「浜屋ココウォークプラザ」6月上旬に出店

2階にオープンした「デッサン」=長崎市、浜屋百貨店

 浜屋百貨店(長崎県長崎市浜町)は15日、本館の一部を改装オープンした。2階に県内初出店のライフスタイルブランド「デッサン」が入り、ファミリー層向けの衣服や雑貨を販売している。
 「100年に1度の変革期」を迎えている市内で、消費者の購買行動の変化に対応するために実施。2階には自主販売の婦人服売り場「フラッジアワー」も新しく入る。4階には4月上旬、婦人服「ダナパリ・カーライオ」の複合ショップを導入予定。7階は子ども向けの売り場をコンパクト化。家具やじゅうたん売り場を他の階から移し、きめ細やかなコンサルティングができるようにした。
 みらい長崎ココウォーク(長崎市茂里町)3階に6月上旬、サロン店舗「浜屋ココウォークプラザ」を出店することも併せて発表。売り場面積は約590平方メートル。サテライト店舗として食品や雑貨、婦人服などに加え、リラクセーションや美を切り口とした新商品も取りそろえる計画。詳細は後日、発表する。
 サロンは現在、県内に5店舗(長与、諫早、島原、道ノ尾、大村)。新規出店に伴い、道ノ尾店は5月7日に営業終了する。
 日永潔常務は「(ココウォークは)近くに長崎スタジアムシティができ、県外や国外の交流人口が増える魅力的な立地。本店を守りながら、お客さまの利便性を高めたい」と話した。

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