“クイックCK”で先制弾演出も…現地メディアはソシエダ久保建英に低め評価「彼の夜ではなかった」

15日に行われたラ・リーガ第29節で、レアル・ソシエダとカディスが対戦。レアル・ソシエダが2-0で勝利を収めた。

レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、この試合に先発出場。リーグ戦3試合ぶりの先発となった。

前半28分には、右コーナーキックを担当した久保がクイックリスタート。これがスペイン代表MFミケル・メリーノの先制弾につながった。ここ最近はハムストリングの負傷を抱えていたとの報道もあった久保は、後半途中の66分までプレーしてベンチに下がっている。

ゴールの起点となるプレーを見せた久保だったが、現地メディアの評価はそれほど高くなかった。15日、スペインメディア『Noticias de Gipuzkoa』は試合後の選手採点で久保に「5点」と低い点数を付け、「今日は彼の夜ではなかった。ほとんど何もできなかった」と言及。一方で、「1点目は彼のコーナーキックから生まれた」とも記している。

また、スペイン紙『エル・デスマルケ』も同じく「5点」を付け、「日本人選手は最近の試合で苦戦を強いられている」とパフォーマンスの停滞を指摘。「今日はコンディション不良を克服したばかりだったとはいえ、彼の出番はそれほどなかった」とした。ただ、同紙も「カディス守備陣が混乱しているなかでコーナーキックを利用したのが非常に賢明だったことも特筆すべきだろう」と記した。

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