「買ってくれる人おらん?」元プラス・マイナス岩橋「世田谷豪邸35年ローン」を悲痛告白「貯金900万円で半年持たない」

プラス・マイナスを解散した岩橋良昌(右) 兼光タカシ 。どちらにも住宅ローンだけが残った

3月14日深夜、元プラス・マイナスの岩橋良昌がTikTokライブを実施。約8000万円で購入し、現在も30年以上のローンが残っている自宅の売却を検討するなど、吉本興業を去ってからの経済事情について語った。

2月22日、SNSなどで関係者各所の名誉を毀損したとして、吉本興業からマネジメント契約を解除された岩橋。その後もXを中心に、岩橋に電話してきたカジサックに「きっしょ」とコメントしたり、ある俳優にエアガンで撃たれたと告発したりするなど、ファンや、かつての芸人仲間も心配するような言動が続けられた。

そんななか、15日のTikTokライブで厳しい懐事情を露わにしていた、と芸能プロ関係者。

「3月2日放送の『せやねん!』(MBS系)で、元相方の兼光タカシさんが2023年に購入したマイホームのローンが、34年残っていると告白しましたが、TikTok LIVEでは、岩橋さんもマイホームの35年ローンを抱えていると話していました。場所は、高級住宅街で知られる東京都世田谷区内。書斎・屋上つきの一軒家で、お値段はおよそ8000万円。『誰か買ってくれる人、おらん?』と、売却を呼びかける場面もありました」

せっかく購入したマイホームを手放そうと考えているのは、今後、支払わなければいけない出費があまりにも大きいからだと、前出の芸能プロ関係者は話す。

「いちばん大きいのは、やはり税金。2023年、売れっ子芸人としてメディアに引っ張りだこでしたから、もらった金額が大きかった分、支払う税金はかなりのものでしょう。そのほかにも、さまざまな出費が家計を圧迫しているようです。

岩橋さんは、現在の貯金額についても語っており、その額は900万円ほどだそうです。しかし、いまのままでは半年持たない、と悲痛な面持ちでした」

吉本興業を辞めてから収入は激減。しかし、今後の活動について、岩橋本人は前向きにとらえている、と語るのは、お笑い養成所の講師だ。

「彼は最高月収200万円を稼いでいましたが、その時代よりも稼ぎたいと意気込んでいます。まず目標は月100万円の収入だそうです。現在の収入源はXの広告収入、友人・企業のイベントでの営業、YouTubeやTikTokも積極的に活動して、収入の柱にしていきたい、とのこと。3月13日にはXでフリーでの初仕事の報告をしていましたので、最初の一歩としては上々ではないでしょうか。漫才の講師もやってみたいそうですよ」

人気芸人の階段を順調に上り、活躍の象徴ともいえるマイホームを手に入れた元プラス・マイナスの2人。皮肉にも、ともにローン返済に苦しむことになったが、過去の栄光を超える逆転劇は起こるのか。

© 株式会社光文社