マイナー契約の上沢直之、4回1失点の好投 メジャー昇格へ望みつなぐ

○ レイズ 7 - 2 オリオールズ ●
<現地時間3月15日 米フロリダ州ポートシャーロット>

レイズとマイナー契約を結んでいる上沢直之投手(30)が15日(日本時間16日)、オリオールズとのオープン戦に先発登板。4回4安打1失点と好投しメジャー昇格へ望みをつないだ。

招待選手としてオープン戦4度目の登板。初回は一死から安打と四球で一、二塁のピンチを招いたが、4番・マキャン、5番・カースタッドを連続空振り三振に仕留め無失点スタートを切った。2回は打球が右足つま先付近を直撃するシーンもあったが大事には至らず続投。バッテリーを組んだメヒアの盗塁阻止にも助けられゼロを刻んだ。

3回は一死から2番・ウエストバーグに左中間への二塁打を許したが、マキャンを2打席連続三振に仕留めるなど後続をピシャリ。3回までゼロを並べた。4回は一死から6番・ウォンに右翼線への長打を浴びると、右翼手がクッションボールの処理を手間取り結果は三塁打。一死三塁で7番・ケナマに右犠飛を許し1点を失った。

最後に失点したものの、4回62球、4安打1失点、3奪三振1四球の好投。この日はスプリットやカーブなど変化球の制球も安定し、試合前に20.65だったオープン戦防御率は13.03となった。

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