2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。 ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。 シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
35歳・年収500万円会社員女性の積立投資の取り組みと運用成績は？
今回は大阪府に住む35歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。
家族構成
本人（35歳）、父（65歳）、母（63歳）
金融資産
年収：500万円 金融資産：現預金300万円、リスク資産2000万円
積立投資実績
（※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載） ・ニッセイTOPIXインデックスファンド／つみたてNISA：2018年から6年 ・楽天・バンガード・ファンド／iDeCo：2018年から6年 2018年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。 投資額はニッセイTOPIXインデックスファンドを「月3万3333円」でスタートし、2024年1月に新NISAが導入されたのを機に「月5万円」に増額。 楽天・バンガード・ファンドには「月2万3000円」を積み立てているとのこと。 運用実績については、ニッセイTOPIXインデックスファンドは「元本約200万円→運用益込約300万円」、楽天・バンガード・ファンドは「元本約100万円→運用益込200万円」と、いずれも積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です。 現在のリスク資産2000万円と、資産形成にかなり積極的な様子の投稿者ですが、意外にも「お金に興味がなく、アプリの運用画面？を見たのが今初めてだったので、どのように増減したかわからない」のだそう。 「今増えていることに初めて気づき、大変驚いています。ほったらかし投資です」。
35歳・年収500万円会社員女性の思う積立投資のメリットは？
積立投資を始めてよかった点として、「お金が勝手に増えている点」と回答。「というか、いくらになっているか、つい今まで見たこともなかったですね」。 「（お金に）興味がないので貯まるばかりで、親がすすめてきたものに放り込みました」と値動きにも銘柄にもこだわりがない様子の投稿者。むしろ「興味ないくらいのほうが増える気がします。ちまちま触ると（かえって）増えないのでは？」と感じているとのこと。 最後に「早く仕事をやめたいから、今頑張って働いています」と語られていました。 ※カッコ内の回答者コメントは原文ママです ※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます ※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません (文:あるじゃん 編集部)
