第一三共ヘルスケアが健康とセルフケアの実態調査結果を公表、専門医がスキマ時間セルフケアを伝授 「くすりと健康の情報局」「健康美塾」もチェック

働く人の健康とセルフケアの実態、コロナ5類移行後の変化、タイパ・スキマ時間とセルフケア、副業・兼業とセルフケア……そんな国民意識について、第一三共ヘルスケアが調査し、結果を報告した。

「健康とセルフケアの実態調査」の結果が、こうだ。

働く人の健康とセルフケアの実態

自分自身で健康を守り対処する「セルフケア」、75.8%が認知。実践率は年々低下し、44.4%に。

セルフケア実践TOP3は「十分な睡眠」「1日3食きちんと食べる」「朝食をきちんと食べる」。

セルフケア費用は1カ月平均4,173円。20代が4,765円と、最も費用をかけている。

7割以上が「今後日本では、セルフケアの重要性が増す」と回答。

コロナ5類移行後の変化

5類移行後、外食や外出、旅行などの「行動」機会が増加。

「テレワークあり」の人は、なしの人に比べ、出社や対面での会議が増加。通勤の混雑をより強く感じ、体力の低下や疲れを感じている人が多い。

「テレワークあり」の人は、なしの人に比べ、セルフケアの重要性を実感し、セルフケアの実践度も高い。

タイパ・スキマ時間とセルフケア

セルフケアに「タイパ」を意識する人は半数以下だが、約6割が「スキマ時間」に行いたい。

セルフケアを行いたいスキマ時間は「寝る前」や「昼休み」。

副業・兼業とセルフケア

働く人の2人に1人が副業・兼業意向あり。現在副業・兼業中の人は9割以上が継続意向あり。

副業・兼業を現在継続中の人は過去にやめた人に比べ、「体調管理」に気を配り、「疲れ」「ストレス」が少ない。

副業・兼業で大切なことは、お金の管理より「健康管理」。

産業医・鄭理香先生「働く人に最適!スキマ時間セルフケアのススメ」

―――セルフケア実践率が減少しているのは、セルフケアが定着し日常化したことの表れでは?

調査結果を見ると、セルフケアの実践率は年々減少していますが、新型コロナが5類になって実際はセルフケアを行う機会が減ったわけではなく、コロナ禍と比べるとそれほど意識はしていない、または必要以上のことはしないという状況ではないでしょうか。臨床の現場でも、セルフケアができていない人が増えたという印象はなく、コロナ禍を経て体調管理に対する意識はぐっと高まり、それが日常的な行動として定着してきたように感じます。とはいえ、時間とともに意識が薄れる懸念はあるので、しっかりと習慣化していただきたいです。

―――テレワークという働き方の選択肢が、セルフケアを高めるきっかけに

調査結果から、「テレワークあり」の人は、なしの人と比べると、セルフケアを重要だと考える傾向が強く見られました。テレワークという働き方を選択する機会があることで、毎日の体調に注意を払い、気になるときは出社から在宅に切り替えるなど、自分の体調変化に目を向けて健康意識がより醸成されることも、セルフケアの重要性を感じる一因だと考えます。テレワークという働き方の選択肢が、セルフケア意識を高めた結果といえるでしょう。

―――体調がすぐれないときのセルフケアに役立つ「OTC医薬品」

とはいえ、テレワークができないお仕事の方も大勢います。テレワークはできないし体調はすぐれない、そのようなとき、役に立つのがOTC医薬品です。OTC医薬品は市販薬ともいわれ、医師に処方してもらう「医療用医薬品」ではなく、薬局やドラッグストアなどで自分で選んで買える医薬品のことです。病院に行くほどでもないが調子がすぐれないときは、OTC医薬品をうまく活用することも有効です。
OTC医薬品を使い自分の体調管理がスムーズにできるようになると、日々のメンテナンスも続けやすくなります。今まで経験したことのない症状には医師の診療が必要ですが、OTC医薬品を活用できる場面があれば、自分自身で健康を守り対処する術として上手に活用していただきたいですね。

―――セルフケアは続けることが大事。わざわざ時間をつくるのではなくスキマ時間を使うことが継続のコツ

調査結果によると、スキマ時間ができたらセルフケアを行いたいと約6割の人が考えています。セルフケアは「日々継続」がポイントですから、毎日のちょっとしたスキマ時間にセルフケアを行うことは、わざわざ時間をつくる必要がないので、継続するためのコツと言えます。寝る前にストレッチをしてリラックスしたり、昼休みに軽く筋トレして気分を切り替えたり、今あるスキマ時間で自分がやってみたいセルフケアを無理せずに行ってみてください。今日はできてよかったと思えることが達成感となり、継続の好循環が生まれます。
例えば「笑う」という行為には、ストレス緩和や免疫力アップなどさまざまな効果があるといわれています。仕事の休み時間に面白い動画を見て笑ったり、好きな写真をスマホの画面に設定してほっこりしてみたり、ちょっとした時間にできるプチ気晴らしを取り入れていくのも効果的です。昼休みに空を眺めるだけでも、気持ちが楽になりますよね。
スキマ時間をうまく使って、セルフケアを楽しみながら続けてみてください。

セルフケアに役立つ第一三共ヘルスケア 情報提供サイト「くすりと健康の情報局」

第一三共ヘルスケアでは、長年製薬事業に携わってきた経験と知識を生かし、「くすりと健康の情報局」を運営。

気になる症状があればすぐスマートフォンで検索する時代に合わせ、身近な症状の原因・予防・対策や市販薬の役割などを紹介している。

症状が起こったときだけではなく、日頃から症状の特徴や薬に関する知識を深めるコンテンツを用意し、情報を正確かつ分かりやすく伝え、セルフケア実践の一助となるサイトをめざしているから、要チェック↓↓↓
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/

セルフケアに役立つ第一三共ヘルスケア セルフケア情報メディア「健康美塾」

「健康美塾」は、季節やトレンド、ライフステージごとで気になる症状の情報を毎月配信しているセルフケア情報メディア。

スキンケア・風邪の対処といった日常生活におけるセルフケアや、生理痛・更年期をはじめとした女性特有の健康課題などについて、医師や薬剤師、美容家による専門的な情報と実践的なスキルや解決法などを紹介している。

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