毎日2本「缶コーヒー」を購入して飲んでいます。インスタントコーヒーを水筒で持参したらどれくらい節約になりますか?

仕事中に缶コーヒーを毎日2本飲む場合の1年間の出費はいくら?

缶コーヒーを平日に毎日購入すると、年間いくらかかるかを見ていきましょう。

缶コーヒーの価格は購入する場所によって変わりますが、一般的な自動販売機で購入する場合、185ミリリットルの缶コーヒーの値段は約140円です。

140円の缶コーヒーを仕事のある平日に毎日2本購入すると、ひと月の購入金額は140円×2本×20日=約5600円になり、年間では約6万7200円になります。

1本の金額は140円ですが、年間でみると大きな出費になることが分かります。

インスタントコーヒーを水筒で持参する場合の1年間の出費はいくら?

インスタントコーヒーを毎日水筒で持参した場合の金額は、年間いくらになるのでしょうか。

総務省統計局の「小売物価統計調査(動向編)」によると、2024年1月時点でのインスタントコーヒー100グラムの価格は872円です。

1杯のコーヒーにインスタントコーヒーを2グラム使用する場合、1杯約17円となります。

仕事のある平日に毎日2杯分のコーヒーを水筒に入れて持参した場合、ひと月にかかる金額は17円×2杯×20日=約680円になり、年間では約8160円になります。

缶コーヒーをインスタントコーヒーに変えるとどのくらいの節約になる?

1日2本缶コーヒーを購入する金額と、インスタントコーヒーを水筒で持参する場合の金額、インスタントコーヒーに変えることで節約できる金額は表1の通りです。

表1

※筆者作成

コーヒーに関しては香り・濃さ・苦みなど、こだわりのポイントがある方も多いはずです。

現在はインスタントコーヒーも、多くのメーカーからさまざまな商品が出ているため、好みの商品を探してみるのもよいでしょう。

毎日のコーヒー代を節約したい場合はインスタントコーヒーを水筒で持参がおすすめ

毎日コーヒーを飲む習慣はやめたくないけれど、コーヒー代を節約したいという方は、インスタントコーヒーを水筒で持ち歩くという方法に変更することがおすすめです。

缶コーヒーをインスタントコーヒーに変えれば、年間約5万9040円の節約になります。

昨今は物価も高騰しているため、身近なところから節約していきましょう。

出典

e-Stat 政府統計の総合窓口 小売物価統計調査(動向編)

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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