DeNA・森唯斗、多彩な球種で広島打線を翻弄 5回1失点でローテ入りアピール

◆ ナックルカーブなど変化球の抜け具合が抜群

ソフトバンクを戦力外となりDeNAに新加入した森唯斗投手(32)が16日、広島とのオープン戦(マツダ)に先発登板。5回5安打1失点と好投し開幕ローテ入りへアピールした。

立ち上がりから多彩な球種を駆使し広島打線を翻弄。2回パーフェクトと抜群のスタートを切った。3回は無死一塁で8番・菊池を遊ゴロ併殺に仕留めるなど無失点。4回は4番・レイノルズをチェンジアップで空振り三振に仕留めるなど再び3者凡退でゼロを刻んだ。

5回は一死から連続二塁打を許し1点を失ったが、後続を退け5イニングを最少失点。5回76球、5安打1失点、5奪三振無四球の好投で降板となった。

森はソフトバンクの10年間で470試合に登板し25勝27敗127セーブ、防御率2.94をマーク。しかし昨オフ、ソフトバンクを戦力外となりDeNAへ移籍した。新天地では春季キャンプから一軍スタートを切り好アピール。オープン戦初登板となった3月2日の古巣・ソフトバンク戦(北九州)は3回9安打5失点と打ち込まれたものの、前回9日の二軍・オイシックス戦(横須賀)は5回4安打1失点と好投した。

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