【阪神大賞典/穴ライズ】「GI好走馬と僅差が示すポテンシャル、阪神なら爆走可能」 単勝オッズ“15倍”前後想定の伏兵

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■プリュムドール

脚部不安で長期休養を余儀なくされ、昨年秋に戦列復帰。初戦のアルゼンチン共和国杯は9着、万葉Sでは6着と着順こそふるわないが、上がり3Fはいずれも2位を記録しており、一定の脚は使っている。結果にこそ繋がってはいないものの、決して悲観すべき内容ではない。

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3走前の2022年ステイヤーズSは、中団から力強く脚を伸ばして、本レースにも出走するシルヴァーソニックから0秒1差の2着。勝ち馬はその後、GI天皇賞・春で3着に好走しているように強敵で、それと差のない競馬ができているのはポテンシャルが高い証拠。本来の力を出せれば、このメンバーに入っても見劣りはしない。

長距離適性が高く、3000m超で崩れたのは本調子になかった前走の1度のみ。さらに【2.2.3.0】と馬券外がない阪神コースは歓迎で、いかにも爆走の雰囲気が漂う。内枠からロスなく運べれば上位進出があっていい。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。

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