楽天、則本が被弾も1失点リレー 藤井が7回途中無失点の快投、先発陣に光明

オープン戦
● ヤクルト 1 - 3 楽天 ○
<3月16日・神宮>

楽天はオープン戦2連勝で通算6勝4敗1分け。先発登板し7回途中5安打無失点だった藤井聖投手(27)の好投が光った。

藤井は立ち上がり制球力抜群。主力が並ぶヤクルト打線からテンポ良くアウトを奪った。4回は4番・村上に右翼線二塁打を浴びるなど一死二、三塁のピンチを招いたが、5番・サンタナを低めのスライダーで空振り三振に仕留め、続く山田は三直。ピンチで踏ん張りゼロを刻んだ。

5回以降も安定した内容で6回2/3で106球、5安打無失点、7奪三振1四球の快投。2年目右腕・荘司が「右大腿(だいたい)骨滑車部骨挫傷」で登板を回避する中、前日のDeNA戦で7回無失点の快投を見せた早川に、同じ左腕の藤井も好投で続いた。

7回に二死一、二塁で登板した育成右腕の清宮は、1番・濱田を空振り三振に仕留め支配下昇格をアピール。3点リードの8回は新加入のターリーが3者凡退に抑え、9回は新守護神・則本がソロ本塁打を浴びたが2戦連続セーブをマークした。

攻撃陣は0-0で迎えた5回、二死から8番・太田が中前打で出塁したあと、続く田中和が右翼線に落ちる適時二塁打を放ち先制。6回は二死から5番・岡島、6番・村林の連続二塁打で2点目を奪い、続くフランコの中前適時打で3-0とリードを広げた。

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