ロート製薬が有名CMをドローン300機で再現→シュール過ぎて話題に…あれから5カ月、500機に増やして上京

ロート製薬は22日に東京・豊洲上空でドローンショー「ロート 目の愛護ショー in Tokyo」を開催する。昨年10月10日に大阪で開催し、約300機のドローンで同社の名CMを再現したシュールな光景が話題に。東京開催をのぞむ声に応え、前回を超える約500機のドローンが豊洲の夜空に、目の健康のためのメッセージを届ける。

同社は2020年から毎年「目の愛護デー」(10月10日)に合わせて目の健康や愛護につながる取り組みを実施。その一環として、昨年は大阪市内でドローン300機を用いた「目の愛護ショー」を開催した。

ショーの中でひときわネットで話題を呼んだのが「♪ロート、ロート、ロート~」でおなじみのCMを再現したもの。同社の建物をバックに無数のハトが羽ばたいていく様子をドローンで描いたのだが、ハトをイラストではなく、なぜかカタカナで“ハト”と表現。夜空に浮かぶ“ハト”の群れというシュールな光景がさまざまなメディアで取り上げられた。

これらの反響や東京開催を希望する声を受け、実現にいたった東京編は約500機のドローンが豊洲の夜空へ。花粉シーズンであることを踏まえた内容で、巨大キノコや横幅100メートル越えの巨大な目など、目の健康を啓発するメッセージを発信する。

同社の担当者によれば、ショーの内容は大阪開催時とは異なる部分もあるが、話題を呼んだ“ハト”はラインアップに含まれているという。大阪開催時は「ドローンの台数の関係があったことに加えて、より面白いアイデアとして、カタカナで“ハト”と表現しました」と明かしていたが、ドローンの台数が増えた今回も“ハト”と表現する。

同ショーは22日午後7時開始で15分ほど実施される。観覧は無料、一般観覧場所は豊洲公園。なお、雨天・強風などで開催中止となった場合は、23日の同時刻に開催される。

動画提供:ロート製薬(株)

(よろず~ニュース・藤丸 紘生)

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