ソフトバンクが西武に僅差で勝利 8回に周東佑京の快足光りノーヒットで勝ち越しに成功

オープン戦

〇 ソフトバンク 2 - 1 西武 ●

〈3月16日・PayPayドーム〉

ソフトバンクは16日、オープン戦で西武と対戦し2-1と接戦を制した。4回にウォーカーのソロホームランで先制。8回に周東佑京が二盗に成功後、川村友斗のファーストゴロの間に生還し勝ち越した。投げては先発・大関友久が6回3安打無四球1失点と好投。リリーフの又吉克樹、松本裕樹、藤井皓哉が無失点で繋ぎ、西武打線を抑えた。

開幕まで残り6試合となったこの日、ソフトバンク打線は2番にウォーカーを置いて、3番柳田悠岐、4番山川穂高へと繋がる破壊力抜群の打線で臨んだ。西武先発・隅田知一郎の好投に3回1安打5三振と封じ込まれる中で迎えた4回、先頭の2番ウォーカーがカウント2-0から隅田の直球を一発で仕留め、右中間に先制のソロアーチを放った。

直後の5回に同点に追いつかれ追加点が奪えない中、8回に先頭の1番周東が西武3番手・田村伊知郎から四球を奪い出塁。2番ウォーカーの打席で一塁走者周東が二盗に成功。ウォーカーはセンターフライに倒れるも、その間に周東は三塁に進塁し、一死三塁とチャンスを作る。その後3番川村は内野ゴロに打ち取られたが、スタートを切っていた三塁走者周東が余裕を持って生還し、結果的にノーヒットで決勝点をもぎ取る形になった。

開幕ローテーション入りを狙う先発の大関は、一度も先頭打者の出塁を許さず6回80球を投げ3安打無四球1失点4奪三振と圧巻のピッチングを披露。今季も勝ちパターン入りが確実視されるリリーフの又吉、松本、藤井は、計5奪三振を含む盤石の無失点リレーを見せた。

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