瀬戸内海国立公園指定から90年のきょう（16日）、香川県高松市の屋島山上では90周年記念事業のキックオフセレモニーが行われました。
（池田豊人香川県知事）「こんな海と街が隣接しているところ、世界でも珍しい。よくわかります」「島の重なりあいみたいなね。そういうのを見て、あらためて美しさを再認識します」
90周年記念事業のキックオフセレモニーには、香川県と高松市の関係者や市民ら約300人が参加しました。
歌声で花を添えたのは、地元の中学校の合唱部です。
（宣誓）「瀬戸内海の自然環境を保全しその大切さを未来へ引き継いでいくことを誓います」
高校生による宣誓には、瀬戸内海の美しさを次の世代に受け継いでいく思いが込められました。
（大西秀人高松市長）「みなさまがおおいに活用することによって、より価値を高めていく、素晴らしい100周年を迎えられるように」
このあと参加者は、うどん県をPRするポケットモンスターのキャラクター「ヤドン」たちと準備運動をしたあと、屋島を歩いて、瀬戸内海国立公園の美しさを満喫しました。
