「本当によくやった」橋岡大樹、先発デビューで3失点関与&交代もルートン指揮官は擁護「いくつか厳しい瞬間があっただけだ」

プレミアリーグ先発デビューは、ほろ苦い結果となった。だが、指揮官からは評価されている。

ルートンに所属する橋岡大樹は3月13日、第17節延期分のボーンマス戦でスタメンに名を連ねた。3バックの左CBを務めた橋岡は、68分に途中交代となっている。ハーフタイムまでにチームが3点を先行したが、橋岡には後半に悪夢が待っていた。

橋岡は50分、ボックス内でマークしていたドミニク・ソランキに反転からゴールを献上。62分には、セットプレーの流れから空中戦で競ったイリヤ・ザバルニーの追加点を許す。さらに64分、アントワーヌ・セメニョとの1対1から、同点弾を決められてしまったのだ。

【動画】初スタメンの橋岡がまさかの3失点関与
3失点すべてに絡んだかたちの橋岡は、その4分後にベンチへ呼び戻された。さらにチームは83分にも失点し、3-4と逆転負け。前半終了時に7試合ぶりの白星が期待できる展開だったにもかかわらず、よもやの黒星に終わっている。

それでも、地元メディア『Luton Today』によると、ロブ・エドワーズ監督は試合後に「本当によくやったと思う。いくつか厳しい瞬間、難しいところがあった」と、橋岡を擁護している。

「チームとしても改善に努めなければならない。ああやって誰かが孤立するようなことは決して望まないからだ。全体的には彼はよくやったと思う。とても、とても優れた選手を相手に、いくつか厳しい瞬間があっただけだ」

「彼にはやっていたのと違うポジションでのプレーを求めている。このリーグ、このクラブに新しく来た選手だ。ルートンでの生活は素晴らしいスタートになった。本当に良い補強になるはずだ」

2021年に海を渡り、ことし1月に世界最高峰の舞台へたどり着いた橋岡。スタメンデビューで洗礼を受けたかたちだが、この経験を糧にさらなる飛躍を遂げられることを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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