「点字ブロックはものすごく助けなんですよ」視覚障害者とともに歩いてチェックする“エスコートウォーク”【岡山】

点字ブロックの大切さを中高生に知ってもらおうと、視覚障害者とともに街なかの点字ブロック沿いを歩くイベント「エスコートウォーク」が岡山市内で行われました。

点字ブロック発祥の地がある岡山市中区原尾島からJR岡山駅前までを歩く「エスコートウォーク」です。

岡山市のNPO法人が今月(3月)18日の「点字ブロックの日」に合わせ企画したもので、中高生や視覚障害者ら約60人が参加しました。

生徒たちは障害者から点字ブロックが破損しているとつまづいたり、方向が分からなくなったりするなどと聞き、あらためてその大切さについて考えていました。

(NPO法人ヒカリカナタ基金 竹内昌彦理事長)「目が見えないとね、本当に何も手がかりがない。まっすぐあることすらできない。点字ブロックはものすごく助けなんですよ。そのことを分かって頂けたら」

このNPOでは破損が激しい点字ブロックについては、岡山市などに修繕を要望することにしています。

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