「部隊団結の核心になる」海上自衛隊の幹部候補生258人が卒業 広島県江田島市

江田島市にある海上自衛隊の幹部候補生学校で伝統の卒業式が行われました。

宣誓「職務の遂行にあたり部隊団結の核心となることを誓います」

卒業したのは、海上自衛隊員の一般幹部候補生と飛行幹部候補生合わせて258人です。

式では、卒業生全員の名前が呼ばれ、渡邊浩学校長が一人一人に卒業証書を手渡しました。

そして、酒井良海上幕僚長が「本校で培った同期生との絆を大切に国際社会の平和のために一層活躍することを期待する」と訓示しました。

一般大学出身の卒業生
「防大生なら出来る基本的なベッドメイクやプレスなど基本的なことが私たちは、出来なくてそれを教えてもらい、ついて行くのが大変だった」

防衛大学出身の卒業生
「幹部として責任がある仕事だと思う、責任感を忘れずに勤務したい」

このあと、卒業生たちは4隻の艦船に乗り込みました。国内をまわったあと、海外に向け遠洋練習航海に出港します。

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