北陸新幹線が16日、福井県まで延伸しました。JR長野駅のホームにも鉄道ファンが詰めかけ、福井からの観光客も下りたちました。
けさは福井県の敦賀駅と東京駅で出発式が行われ、それぞれ始発列車が出発しました。長野ー福井間はこれまでから34分短縮され、乗り換えなしで最短1時間31分。
長野ー敦賀間は最短1時間48分で結ばれました。
長野駅には午前7時半すぎ、下りの一番列車が到着しました。
宮原将樹記者:
「敦賀行きの一番列車が長野駅に到着しました」
東京からの座席は満席状態。ホームには、一番列車を見送ろうと鉄道ファンが
詰めかけました。
小さな男の子は北陸新幹線をかたどった毛糸の帽子を被って…
父親:
「お母さんが手作りで作った帽子になります。子どもが恐竜好きなので、恐竜博物館にぜひ行ってみたい」
敦賀に向かう大学生:
「せっかくならグランクラス乗りたいと思って切符をとりました。海鮮食べて、そこから大阪方面に抜けたいと思います」
東京行きの新幹線も次々に到着し、福井からの観光客もおり立ちました。
長野駅で下車した女性:
「軽井沢に行きたいと思って。スキーをしてから帰ろうかな」
敦賀から長野駅で下車した男性:
「あっという間に長野に着きました。信州そばを食べたい」