「初ガツオ」早くも水揚げ本格化 愛南・深浦漁港に活気

漁船から次々と水揚げされていく初ガツオ=16日午後、愛南町鯆越

 四国一のカツオの水揚げ量を誇る愛媛県愛南町鯆越の深浦漁港で、春から初夏にかけて太平洋岸を北上する初ガツオの水揚げが本格化している。例年より1カ月ほど早く、まとまった量が揚がり始めており、一足早い春の便りに港が活気づいている。

 同漁協によると、今年は2月下旬から水揚げがあり、3月に入って好漁が続く。初ガツオは秋の戻りガツオに比べ赤身が多く、さっぱりとした味わいが特徴。同漁港のカツオは当日釣り上げられたもので鮮度に優れ、刺し身は臭みがなく、もちもちとした食感も楽しめるという。

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