木のおもちゃ、アロマ製品、アクセ… 群馬県庁で「木育広場と森のめぐみ展」

木のおもちゃを楽しむ子どもたち

 木に親しむイベント「ぐんまの木育広場と森のめぐみ展」(群馬県主催)が15日、県庁31階のマルシェ&キッチン「ギンガム」で始まった。県産木材を使ったおもちゃやアロマ製品、楽器などが並び、親子連れらが楽しんでいる。16日まで。

 子どもたちはヒノキ製の卵1000個が入ったプールや音を鳴らしながらボールが転がるタワー、組み立てられる木製ブロックに大喜び。1歳の長男と訪れた高崎市の川村裕子さん(34)は「木の香りでリラックスでき、子どもも楽しそう」と目を細めていた。

 その他、利根商業高生が地元のアロマ業者と連携して昨夏から開発に取り組んだ芳香スプレーや食品香料、キャンドルを紹介。スギやヒノキで制作したウクレレ、ネックレスなどの木工品も並んだ。

 県は2020年に「ウッドスタート宣言」を行い、木育インストラクター養成講座を開催するなどして木育を推進。県内では4市町村が同宣言をして新生児に木のおもちゃを贈っている。

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