意識なく死亡確認 鳥取県大山で雪崩遭難 行方不明2人のうち1人発見

鳥取県の国立公園大山で、雪崩に巻き込まれた2人が行方不明となっている事故。警察などによる16日の捜索で、1人を発見しましたが、意識はなく死亡が確認されました。

3月2日、大山で登山をしていた福岡県の3人が雪崩に巻き込まれ、2人が行方不明となってから2週間。

鳥取県警琴浦大山警察署によりますと、3人のうちの1人が救出された付近の斜面に、救出後初めて入って捜索していたところ、午後3時に七合沢付近で雪に埋もれた状態の1人を発見。

意識はなく、呼びかけに応じない状況だったということで、ヘリコプターで搬送しましたが、午後4時半頃、死亡が確認されました。

悪天候や雪崩の危険などが続き、捜索が難航する中、警察などは、これまでで最大のおよそ40人を投入し、16日朝から捜索にあたっていました。

現場は、雪崩注意報が継続中で、監視を立てながらの慎重な捜索となり、日没のため、この日の捜索は打ち切りとなっています。

警察は、天候状況などを確認しながら、16日と同様の体制で、翌朝からの捜索活動再開を予定しています。

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