ゼイン・マリク 1D時代あわや大事故の危険からメンバー救出 「顔の前で発火装置が爆発してすごく危険だった」

元ワン・ダイレクションのゼイン・マリクが、当時メンバーだったハリー・スタイルズを発火装置の炎から守ったことを回想した。2013年、ワン・ダイレクションの公演時にゼインは、タオルで顔を拭いていたことから、それとは知らず発火装置の方へ向かっていったハリーの方に走って行き、大事故を未然に防いでいた。

YouTube番組『ホット・ワンズ』に出演したゼインは、ホストのショーン・エヴァンスにこう語った。「ステージで、ハリーは発火装置のすぐそばにいて今にも発火しそうだった。ハリーは頭からタオルをかぶっていて、発火装置の上に頭があることに気づかなかった」「僕がステージの片側から走っていって、ハリーを押したんだ」「そしたらハリーの顔の前で発火装置が爆発してすごく危険だった」

またゼインは同グループ公演時の機材トラブルに対処するためアカペラで、ウィル・スミス主演ドラマ『ベルエアのフレッシュ・プリンス』のテーマ曲を即興で披露していたことも明かした。「機材全体トラブルですべてがストップすることがあって、初期のライブでは停電でマイクが使えなかったりもした。だからマイクを置いてアカペラで『ベルエアのフレッシュ・プリンス』を歌って、復旧するまで歌い続けたんだ」「『マイクが壊れても、僕たちにはアカペラがある』って感じで、それを準備していたんだ。まるでそれがすごいパフォーマンスであるかのようにね。それでみんなを楽しませることができていたらって思うよ。面白い時代だった」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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