ウズベキスタンで開催されているU-20女子アジアカップで、現地3月16日に決勝戦が開催され、日本と北朝鮮が激突する。
両国はグループステージでも対戦しており、その時は北朝鮮が1-0で勝利。タイトルが懸かる“再戦”に向け、北朝鮮のリ・ソンホ監督が意気込みを語った。アジアサッカー連盟の公式サイトが伝えている。
指揮官は「決勝戦に出場できることは大きな喜びであり、ここに来られてとても幸せです」と充実感を示し、「自分たちのプレースタイルで、試合に勝つために必要なことをすべてやる」と気合十分だ。
「チームは選手のコンディションに重点を置いている。体調が良ければ能力を十分に発揮できる。自分たちのリズムで試合を進めていきたいと思います」
またMFミン・ギョンジンは、チームの一体感を強調。「コーチングスタッフと選手たちの団結のおかげで、私たちはこの段階に到達することができました」とコメント。「試合に勝ち、両親と祖国に素晴らしい勝利を届けたいと強く決意しています。私たちのチームは必ず勝利します」と必勝を誓う。
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一方、日本を率いる狩野倫久監督は「もっと積極的に行動して、攻撃と守備の両面で挑戦したい」と決戦に臨む覚悟だ。「対戦相手が誰であろうと関係ありません。私たちの焦点は引き続き自分たちのチームにあり、最高のパフォーマンスを発揮することです。攻撃的になることを目ざしています」と言葉に力を込める。
大会4連覇を目ざす日本は、難敵を相手にどんな戦いを見せるか。試合は日本時間で16日の22時にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部