【フラワーC】津村「発走時間が遅くなって落ち着いた」ミアネーロが重賞初制覇

3月16日、中山競馬場で行われたG3・フラワーカップは、2番人気のミアネーロが重賞初制覇。混戦の中から抜け出してこの時期に貴重な賞金加算を果たした。

フラワーC、勝利ジョッキーコメント
1着 ミアネーロ
津村明秀騎手
「前走を乗れなかったのですがまた手綱を託されたので、ほんとに嬉しい気持ちと感謝の気持ちで、絶対勝ちたいっていう気持ちで臨みました。ほんとに競馬行くまでのテンションが難しい馬で、なんとかレースまで落ち着いてほしいってことだったんですけど、ちょっと発走時間が遅くなって、逆に落ち着いてくれたのが良かったですね。今日の馬場を見たら内が残っているので、外に出さずに内にこだわって4コーナーまで手応え抜群だったんですけど、先頭出てからフラフラするようなところがあって、まだやっぱり幼いところはありますね。普段から調教に乗せてもらっていて、新馬の時から格段に良くなってるのを感じていたので、もうこのレースにはほんとに僕自身は自信を持っていきました。(強みは)やっぱり競馬での乗りやすさはほんとに優秀なので、ほんとにレース自体は自信持っていけるので、この馬と大きいところを狙いたいですね」

レース結果、詳細は下記のとおり。

3月16日、中山競馬場で行われた11R・フラワーカップ(G3・3歳オープン・牝・芝1800m)は、津村明秀騎乗の2番人気、ミアネーロ(牝3・美浦・林徹)が勝利した。3/4馬身差の2着に8番人気のホーエリート(牝3・美浦・田島俊明)、3着に1番人気のカンティアーモ(牝3・美浦・木村哲也)が入った。勝ちタイムは1:48.0(良)。

3番人気で戸崎圭太騎乗、カニキュル(牝3・美浦・菊沢隆徳)は、6着敗退。

ドゥラメンテ産駒

津村明秀騎乗の2番人気、ミアネーロが嬉しい重賞初制覇を飾った。道中は中団インでロスなく立ち回ると、勝負どころでは手応え絶好。ぽっかりと最内が開いてコーナーワークで上手く押し上げていくと、そのままスルスルと抜け出し、ロスのない立ち回りで重賞のタイトルを手にした。

ミアネーロ 3戦2勝
(牝3・美浦・林徹)
父:ドゥラメンテ
母:ミスエーニョ
母父:Pulpit
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ミアネーロ 津村明秀
2着 ホーエリート 原優介
3着 カンティアーモ C.ルメール
4着 ラビットアイ 横山典弘
5着 エルフストラック 石川裕紀人
6着 カニキュル 戸崎圭太
7着 テリオスサラ 石橋脩
8着 マルコタージュ 杉原誠人
9着 フォーザボーイズ 横山和生
10着 スティックバイミー 菅原明良
11着 テリオスルル 松岡正海
12着 ヒラボクミニー 田辺裕信

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