北海道南部の奥尻島の漁港を出港したまま行方不明になっていた漁船が16日朝、秋田市の海水浴場で発見されました。乗っていた男性1人の死亡が確認されました。
秋田海上保安部などによりますと、16日午前7時ごろ、秋田市下浜海水浴場を散歩していた人から「波打ち際に漁船が漂着している」と通報がありました。この船は13日に奥尻島の青苗漁港を出た後に行方が分からなくなっていた「漁栄丸」で、船内にいた所有者の若山芳雄さん(75)が倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。若山さんに目立った外傷はなく、秋田海上保安部は引き続き死因などを詳しく調べています。