彼氏の浮気をやめさせるコツと男性の本音

どんなカップルにも訪れる、別れの危機。

その多くの原因は、彼氏の浮気が多いようです。浮気の疑惑を抱いたときや発覚したら…そんなときはどう対処すべきか、男性の証言とともにお伝えいたします。

彼氏を失いたくないけれど浮気は許せない!

泳がせておくのがいい?グレーの段階ではどうする?

「浮気してるかも」というグレーの段階では、実は「泳がせておいたほうが良い」のです。

実際に浮気している場合、「浮気してるよね?」と責められてしまうと、開き直るケースが多くみられます。

「正直に明かしたんだからいいだろう」と、勝手に許された気持ちになるのです。びくびくしていたのがほっとした感覚になり、さらに浮気に走るというわけ。

そもそも、浮気を考えている男性は罪の意識が低いため、まだ浮気直前だとしても「どうせ責められるんだから、やったほうがいい」と考えるようです。

逆に、彼女に「信じてるからね」と言われるほうが、罪悪感で胸が痛み「やめておこう」ととどまるのです。

目をつぶるのはNG!明らかにクロの場合は?

彼が明らかに浮気をしていることがわかったら、どうすればいいのでしょうか。

もっともNGなのは「今度だけよ」と目をつぶるケース。好きだし、逆に「ああそうだよ」と豹変されるのも怖いし「ならいいよ、バイバイ」と彼氏が去ってしまったらどうしよう。

彼を盲目的に愛していたり、自分に自信がなくて彼氏の方が立場が上だと、そんな気持ちになります。

しかし、そういう対処だと彼は重大案件だと気づきません。

「余裕だな」「なんだ、謝ればいいんだ」と都合よく考えて、再び浮気をしてしまうのです。

浮気を絶対に許さないか、激しく彼に怒って一度だけ許すか、まず自分の考えを決めておくことが大切です。

「甘い顔を見せると…」男性のコメント

浮気が発覚したときどう対応したのか、実際に男性に聞いてみました。

「彼女に何も言われなかったので『まだ発覚していない』とポジティブに思うようにしました」 (28歳・男性)

「バレたとき、彼女は僕をにらみつけただけで無言でした。激怒もしなかったので、申し訳ないと思いつつ『面倒なことにならなくてよかった』とホッとしました。その後も浮気相手とは、彼女にバレないように会っていました」(30歳・男性)

男性は察することが苦手なため「激怒しないってことは、たいしたことないのかな」とうわべだけで判断します。

にらんだだけでは「ちょっとだけムカついてるのかな」くらいにしか思わない可能性があります。なので、言いたいことははっきり、ビシッと訴えないといけません。

「何も言わない」という対処は、あとからもっと苦しくなる可能性があり、自分の悲しみや苦しみを偽ることになるため、注意が必要です。

反省のための「無視」には強い意志が必要

「反省させるために無視する」ケースがありますが、何も言わずに突然無視をしても効果薄。

「どうしたんだろう。バレたかな?」と不安になる男性もいますが、察しの悪い場合は「機嫌が悪いのか。なら当分放っておいて、その間に…」と考え、打撃にはなりません。

無視をして怒りを表明するなら「浮気したね、許さない」と宣言し、徹底的に連絡に反応しない、長い期間無視するなどの徹底抗戦をしましょう。

つまり、謝罪をしてくるまで続行する強い意志が必要になります。

では、浮気への効果的な方法は?

なかなか治るものではないので、浮気をする男性と付き合い続けるのなら許すしかありません。

ですが、ここで見くびられると癖になるため、許すにしても厳しい態度で臨みましょう。

とはいっても、激怒するだけだと彼に嫌われてしまう可能性もあるのでプレッシャーを与えるには悲しむのがベター。

「浮気がバレて彼女を深く傷つけてしまいました。『忘れようとしても頭から離れなくて、どうすればいいかわからない。大好きなのに』と泣く姿をみて心底後悔しました。もう絶対浮気はしません」(25歳・男性)

「私は悲しくて苦しんでいる」アピールは、彼の心に刺さるようです。

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男性は女性の感情に鈍感なことが多く、陰で泣いていても気付かないことも多々あります。

かといって、目の前で毎回泣いていても逆効果で「1回だけ大泣きする」などさじ加減が必要。なんにせよ、感情を伝えることが重要です。

浮気の問題は「彼が変わってくれる」期待と「そのうち彼が気づいてくれる」という受け身の姿勢では変わりません。

「徹底的に無視し、謝罪と浮気しない宣言をさせる」または「はっきりと悲しくて辛いことを伝えて心を揺さぶる」ことが大切になってくるでしょう。

(mimot.(ミモット)/ たえなか すず)

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