サッカー女子のWEリーグ第10節の16日、INAC神戸レオネッサは本拠地のノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)でジェフ千葉レディースと対戦し、2-0で快勝した。INAC神戸は通算7勝3分けの勝ち点24とし、首位の座とシーズン無敗をキープした。
INAC神戸は前半、ビルドアップを寸断されてシュートチャンスが限られたが、後半に入ってシンプルに縦方向に蹴り始めると主導権を握った。
後半11分、途中出場のMF山本の左FKから日本代表FW田中が頭で先制。同26分には田中の右クロスが相手DFに当たってコースが変わったところを、逆サイドのMF北川が頭で仕留めた。
この試合の前には同会場で、Jリーグ1部(J1)のヴィッセル神戸がサンフレッチェ広島と対戦した。ヴィッセルの試合を見た人がそのまま観戦でき、INAC神戸の試合観衆は前回のホーム広島戦を約600人上回る1814人と発表された。
INAC神戸の次回ホームゲームは24日にあり「神戸新聞デー」として開かれる。同日午後4時からAC長野パルセイロ・レディースと対戦する。