公立高校で合格発表 今年から合格者の受験番号の掲示はないけれど喜びの大きさは変わらず

静岡県内の公立高校の合格発表がありました。多くの友と喜びを分かち合う…その光景が変わろうとしています。

和田佳代子記者「例年こちらには合格発表の掲示板が張り出されますが、今年はありません。受験番号を見つけて喜び合う合格者たちの姿もなくシーンとしています」
14日県内の公立高校の合格発表がありました。

静岡市の静岡高校では例年多くの受験者が集まり、発表の瞬間を待っていました。

しかし、今年から県内の公立高校の合格発表は、オンライン形式のみとなったため、校舎で合格者の張り出しはなくなりました。

また、これまでは中学校の先生が合格通知書を一括で取りに行き、生徒に配布していましたが、今年から合格者が受験した高校に行き、直接合格通知書を受け取るようになりました。

学校では友達を見つけて抱き合ったり写真を撮ったりする姿も。

合格者:
「すごく受かるかどうか心配だったのでとても嬉しいです」

合格者:
「一年生の頃から勉強をコツコツやってきてよかったです」

発表の形が変わっても喜びの大きさに変わりはありません。

合格者:
「掲示板があると周りの人と喜べてそういうのも憧れていたが今回は家族と喜べたのでよかった」

そして新しい高校生活に夢を膨らませます。

合格者:
「部活動はサッカーをやりたいと思っていて高校は勉強も忙しくなると思うので充実した高校生活を送れたらと思う」

合格者:
「最高!」

静岡高校の入学式は来月5日に行われます。

© 静岡朝日テレビ