『ネイバーズ』など数々のコメディ映画への出演で知られる、俳優のセス・ローゲン。
セスは、妻のローレン・ミラーとともに「チャイルド・フリー」という考え方を選択していると、たびたび公言しています。
チャイルドフリーとは、子どもを産まない、持たない人生を選択する考え方のことです。
過去に出演したポッドキャスト番組で、セスはこう話しています。
「私には、これまでまったく経験していないことが、1つあります。それは子育てです」
司会者の「子どもがいたらもっと幸せになっていたと思う?」という質問に対し、セスはこう返しました。
「もちろん、私もたくさんの子どもたちと触れ合ってきましたよ」
「(子どもを持つことが)どんな感じなのか、まったくわからないという訳ではありません」
「子どもがほしい人もいれば、ほしくない人もいるんです」
「正直に言うと、私が知る限り、あまり深く考えずに子どもを作る人もいます」
「『結婚して、子どもを作る。人生とはそういうもの』と植えつけられているんです」
「でも、私と妻は違います。歳をとるにつれて、自分たちの選択を再確認し、幸せを感じるようになっています」
「かつてはもっと話し合って、悩んでいましたよ。『これって正しい選択なのかな?』『子どもを持たなくて本当にいいのかな?』って」
「今となっては、『子どもを持たない選択をしてよかった』『私たちはやりたいことが何でもできる』という結論に落ち着きましたけどね」
今回、SNSで大きな話題となったのが、セスが2021年に出演したラジオ番組での発言。セスは当時、このように語っていました。
「私たちはつねにワクワクしているんです。土曜の朝はベッドでゴロゴロしながら、一服したり、裸のまま映画を見たり…」
「私たちに子どもがいたら、こんなにくつろげませんから」
セスの発言は2年以上前のもの。しかし今月6日、ある[X](https://twitter.com/SethDillon/status/1765118772275241182)ユーザーがこの発言を切り抜き、掲載したことで再び注目を集めました。
💬「私にとっては、子どもたちと過ごす土曜日の朝は、何ものにも代えがたいものだ」
投稿には、現在までに7万件近い「いいね」がついており、3000件以上の引用ポストがされています。
投稿主と同じく「子どものいない人生は想像できない」という趣旨のコメントも多くあった一方、「どんな生き方を選ぶかは、他人に関係ない」と反論する意見もありました。
💬「セス・ローゲンの選択を、私はとてもリスペクトしてる。子どもを持つことは、私にとっては正しい選択だった。かといって子どものいない大人をバカにしたり、批判したりする親は、ただ嫉妬深いだけだと思う」
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💬「子どもを育てると決め、愛する子どもと一緒に朝を過ごすのは、とてもステキなことだと思う。子どもを持たない選択をした人が、自分の好きなように、朝を過ごすのもステキなことだと思う」
💬「子どものいない人が幸せな暮らしを送っていることに、子どもを持つ人がここまで怒るのはおかしくないか」
この記事は英語 から翻訳・編集しました。翻訳:大久保 拓哉