秩父鉄道、SL車内弁当をリニューアル 沿線レストランが協力、「わらじかつ」など地場の名物ふんだんに

SL弁当「いろどりの秩父路」のイメージ(秩父鉄道提供)

 秩父鉄道(本社・埼玉県熊谷市)とグループ会社の秩鉄商事(同)は20日からのSLパレオエクスプレス運行開始に伴い、SL車内弁当をリニューアルする。沿線レストランの協力の下、秩父鉄道らしい弁当メニューを開発する「SL弁当開発プロジェクト」の第6弾で、同社運営の「ガーデンハウス有隣」が手がけた「いろどりの秩父路」を販売する。

 SL弁当「いろどりの秩父路」は秩父名物の「わらじかつ」をはじめ、地場の野菜や食材をふんだんに取り入れたSLパレオエクスプレスのオリジナル弁当。お酒のつまみにもなるように「秩父まいたけと青菜ソテー」や「秩父しめじとトマトのカルパッチョ風」など、少しずついろいろなメニューを詰め込んだ。

 販売価格は税込み1400円で、提供区間はSLパレオエクスプレス下り長瀞―三峰口間。予約方法は秩父鉄道ホームページ内ウェブ予約フォームから、SL乗車日の1カ月前午前10時から直近の平日正午まで事前予約ができ、当日にSL車内で支払いと受け渡しになる。

 またSL車内販売の新商品として、SLパレオのわくわくバーガー「チキンフィレ南蛮」も20日から販売を開始する。SLの焼き印入りでふわっと甘みを感じるパンにサクッと揚がったチキンフィレを挟んだバーガーで、販売価格は税込み630円。

 問い合わせは、秩鉄商事(電話048.525.2283)へ。

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